表記・言葉遣いについて
このサイトでの、表記・言葉遣いについて
・ハンガリー語の固有名詞について、記事内で初出の箇所でカタカナとハンガリー語表記を併記し、それ以降はカタカナ表記のみとする
・ハンガリー首都Budapestについては、慣用に従い「ブダペスト」とカタカナ表記。ただし、Buda地区、Pest地区と分ける場合は「ブダ地区」「ペシュト地区」
・日本語に対応する発音がないハンガリー語のカタカナ変換
母音 a(アとオの中間)=ア、é(エーとイーの中間)=エー、ウムラウト短母音 ö = ウ、ü = ウ、長母音もこれに準ずる
子音:ty → チャ行、gy, zs → ジャ行、dz →ザ行、v → ヴァ行
・ハンガリー人名は、姓・名の順で記載、国外のハンガリー系の場合は、名がハンガリー語かどうかで判断する。(例:ジョン・フォン・ノイマン、ノイマン・ヤーノシュ)
・Dublin III regulation: 「ダブリン協定」と訳してましたが、2015/09/06の記事から「ダブリン規則」とします。
・難民/移民の使い分けについて(2015/09/06~ダブリン規則が改定されるまで)
基本は、原文の表記に関わらず、「移民」は自分の意志で移動する/してきて定着した人々、「難民」は自分の意志に関わらず移動を余儀なくされた/そして難民法により保護された人々、として使用します。
例:バルカンルートでドイツを目指すシリア人は、ハンガリー国境に着くまでは、まともに難民申請するチャンスが無かったとして「難民」表記、(不法入国後で身柄を拘束されたケースも含めて)ハンガリー入管で難民申請を行おうとしなかった人々に対しては、自らの意志で難民法による庇護を拒絶したとみなし「移民」表記、さらにその後、西側諸国で難民申告をした場合については、難民に認定されるまで「移民」、認定された時点から「難民」と表記します。
収容場所については、ビチケ(Bicske)やヴァーモシュサバディ(Vámosszabadi)のキャンプは、難民申請者が入るところなので「難民キャンプ」、ルスケ(Röszke)は「不法入国者収容キャンプ」と訳します。
ただし、引用符を用いて引用する場合は、原文に沿って翻訳します
・embercsempész(直訳:人間密輸業者)は、組織的に行っていることが明らかな場合は「密入国ブローカー」とします。単独で行っているケースは、いい訳語が見つかりません。。。(暫定的に「密入国幇助者」としておきます。ベターな訳語を募集中です^^)
公開日:
最終更新日:2016/10/06