1月15日ハンガリーニュース
2016/01/17
まじゃるです。
経済
昨年のブダペスト空港利用者、大幅に伸び、最多記録を更新
ブダペストのリスト・フェレンツ空港の発表によると、昨年2015年の利用者数は10,298,963人で、過去最多となったそうです。前年比では12.5%の伸びでした。ヨーロッパ平均伸び率の5%と比較しても、ハンガリーの伸びは際立っているといえます。
昨年は乗入れ航空会社数は44社、計95路線が就航していましたが、2016年にはエア・カナダ ルージュが新たに参入し、また新たに13路線が就航するそうで、今年も利用者の伸びが予想されています。
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LEGOハンガリー工場拡張で1,600人の新規雇用
ハンガリーのシーヤールトー外務・貿易相は記者会見で、ハンガリー東部ニールエッジハーザ(Nyíregyháza)にあるLEGO工場の拡張について発表しました。拡張の規模は300億フォリント(約120億円)で、このうち44億フォリントがハンガリー政府の補助金となります。
外相によると、この拡張によって生まれる1,600人の新規雇用が創生されることは、ハンガリー東部において非常に大きい意味を持つとしています。
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スポーツ
水球代表:欧州選手権グループリーグを1位通過
オリンピック出場権もかかった水球の欧州選手権で、ハンガリー男子代表は15日にグループリーグの最終戦をトルコ代表と対戦し、20-5で勝利しています(詳細)。勝点で並んでいたギリシャがロシアに敗れたため、ハンガリーの1位通過が決まり、難敵セルビアとの対戦を回避できました。
今後は、ベスト8をかけジョージア(旧呼称:グルジア)と対戦、その後はクロアチアと準々決勝を戦うことになる見込みです。
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話題
ホッスー・カティンカの母親が、代理で授賞式に出席
Fotó: Huszti István / Index
ホッスー・カティンカとハンガリー水泳連盟の対立が世間を騒がしていますが、そんな最中、年間最優秀スポーツ選手賞の授賞式が国立劇場で行われました。しかしホッスー・カティンカは、アメリカでの国際大会出場のため欠席し、代わってホッスーの母親が授賞式に参加して話題になっています。
ホッスーの母親は数学教師。金曜日には、娘のカティンカについて、今年も夢を実現して欲しいとコメントしています。
なお、その他の表彰者はこちら。男子の最優秀スポーツ選手はチェ・ラースローですが、彼も競泳選手です。
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ちょっといい話
6歳になるザラーン君が誕生日にお願いしたものは?
幼稚園に通うザラーン君は、1月15日に6歳の誕生日を迎えたのですが、プレゼントに2つのお願いをしていました。1つはウサギ、もう1つはパトカーで幼稚園に行きたいということ。
彼のお母さんは(おそらくダメもとで)県警に手紙を書いて、プレゼント実現のためのお願いをしたそうです。
このリクエストに対し、県警が協力。1月15日朝7時、ザラーン君の家の前に、警察官2人とパトカー1台を送りました。玄関を出たザラーン君は大喜び。お母さんの付き添いもなく1人でパトカーに乗り込み、幼稚園まで連れて行ってもらいました。パトカーの中では「ぜったい自分も警察官になる」と語っていたそうです。
また、ザラーン君はウサギももらっており、彼の願いは両方ともかないました。めでたしめでたし。
Fotó: Police.hu
(まじゃるコメント)警察のPR活動でしょうが、警察がヒマなのは平和な証拠で、結構なことですね。
まじゃるでした。