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10月28日移民危機関連ニュース

   

まじゃるです。

昨日の移民危機関連ニュースで、ハンガリーに関わるものをまとめました。


 

周辺諸国の対応

金網フェンスを飛び越える移民。10月25日、スロヴェニア=オーストリア国境のシュピールフェルト(Spielfeld)にて 写真: Rene Gomolj

↑ 国境検問所から左右数キロに渡ってフェンスを作り、移民を検問所へ誘導することが目的である、としています。

一方で、オーストリアは事前の同意なく、闇にまぎれて移民をドイツ国境へ送り込んでおり、ドイツのバイエルン州内務相からは非難を受けています。

↑ CSU(バイエルン・キリスト教社会同盟)は、政治目標をほぼ同じくするCDU(ドイツキリスト教民主同盟、党首はメルケル首相)のバイエルン支部と事実上なっており、ドイツ連邦議会でも統一会派を組んでいますが、バイエルン州はオーストリアからの移民流入への対応が限界に達しており、メルケル首相が唱える「開かれた国境」という政策の転換を求めていました。今回は、最後通牒を突き付けており、もし政策が変わらなければ、連邦内閣からCSU所属の大臣を引き上げさせるとしています。

↑ スロヴェニアのツェラル首相は、クロアチア国境へのフェンス設置は、必要であればいつでも開始する体制は整っているが、基本的には「壁」の設置には反対の立場であり、現時点ではEUの打ち出した対応策で、どれだけ移民の流れが収まるか様子見の段階である、としています。

なお、ハンガリーがクロアチア国境を閉鎖してから、スロヴェニアには89,789人の移民が入国し、63,715人がオーストリアへ出国しています。

ハンガリー政府の対応

ハンガリー政府は、許されるすべての手段を持って、難民の強制受け入れ割当に反対する、とハンガリー内務相が表明。

↑ ハンガリーへの不法入国に関連して、テロの標的になる危険が増大しているため。

↑ ダブリン規則を適用するということです。

原文記事は、国境を警備している警官に、来年有効な旅行クーポンを支給することが、内務相と人材相の共同記者会見で発表されたことがメインですが、この記事の最後に、「不法入国はほぼ無くなったが、合計4万人をハンガリーに送還したい旨の通知が西欧諸国から来ており、まだ課題は残っている」という内務相の発言が載っています。

マスコミの報道

 

↑ サッカーの世界だと、バナナには人種差別の意味があり、犯罪として取り扱われます。

↑ どこにでも、こういうことをする輩はいるものです。


 

以上、まじゃるでした。

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