1月16日ハンガリーニュース
2016/01/19
まじゃるです。
ブダペスト
再編されたブダ側トラム路線の運行始まる
Fotó: BKK
ブダ側のトラム路線が大きく変わっています。一番大きい変化は、ブダの南北を乗り換え無しで行き来できるようになること。(ただし鎖橋のたもとのクラーク・アーダム広場をくぐる箇所は、新型車両対応のための工事が3月までかかり、それまでこの停留所では乗り換えが必要)
この再編によりブダ側の公共交通が大きく改善される一方、一部のバス路線が廃止になるなど、より不便になる地区もあるようですが、ブダペスト交通BKKは、住民の不満に対しては柔軟に対応していく姿勢を見せています。
(index.hu)
欧州移民危機
ルーマニア経由を試みる移民が再出現
セルビアとの国境を持つルーマニアのティミシュ県で、不法入国の移民60人の身柄を拘束したとルーマニアの国境警察が伝えています。
取り調べの結果、この60人のグループは、20歳から40歳までの男性からなり、パキスタン、イラク、アフガニスタン、ソマリア、モロッコから来たと証言しているそうです。
ハンガリーがセルビア国境を閉鎖して以来、移民のルートはクロアチア経由に変わっており、今のところルーマニア側からハンガリーに入ってくる移民は過去数えるほどしか見られませんでしたが、今回のように、密入国ブローカーは常に新しいルートを模索していると考えられています。
(index.hu)
オーストリア、シェンゲンを一時停止へ
オーストリアの新聞の日曜版に掲載されるインタビューで、ファイマン首相は、一時的にシェンゲン協定を停止し、国境での入国審査を導入し、経済移民の入国を認めない、と発言しています。
今回の件の背景は、ドイツ経由で北欧を目指す人々について、ドイツが入国拒否し入国元の国へ送還しているため、オーストリアでは毎日200~300人の移民が戻ってきていることがあります。金曜日にはミクルライトナー内相がラジオのインタビューで、来週末よりスカンジナビア諸国を目指す移民の入国を認めないと発表していました。
また、ファイマン首相は、EUが複雑な構造をしているため、移民問題のような重要な課題について素早い対応ができず、またその対応も内容が乏しい、とEUを批判しています。また、EU圏外との国境管理問題を迅速に解決しなければ、EU自体の存在が危うくなるであろうとしています。
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話題
ヨーロッパで最も肥満度の高いのはハンガリー人
ハンガリー肥満治療・運動療法協会がハンガリーテレビM1の番組で語ったところによると、ハンガリー人に肥満度はヨーロッパで1番高く、世界でもアメリカ、メキシコに次ぐ3番めの高さだそうです。
肥満の原因として、脂を多く摂取するハンガリーの食事習慣が言われていますが、最近の調査では、脂よりも炭水化物のほうが肥満との関連度が(わずかながら)高いとされています。
(index.hu)
まじゃるでした