10月23日ハンガリーニュース
まじゃるです。
昨日10月23日は祝日で、ニュースは少なめでした。
10月23日は’56年革命記念日
The 1956 Hungarian Revolution by the BBC 今日10月23日は所謂「ハンガリー動乱」、ハンガリーの「自由と革命」記念日です。 https://t.co/n8e0nOvt4T
— János (@holdcsonak) 2015, 10月 23
ニュース
ハンガリー人女性214人が金銭目的で、EUに合法入国したいセルビア人男性と偽装結婚 Pénzért mondta ki a boldogító igent 214 magyar nő Szerbiában https://t.co/cUTNvz7pzD@indexhuさんから — こちら、ハンガリー情報局 (@hungaryjoho) 2015, 10月 23
ハンガリー警察サイトの情報によると、これらの偽装結婚は、58歳のセルビア人男性を中心とした組織が手配していたもの。捜査手続きは終了し、10月22日に送検されています。
このセルビア人男性はハンガリー人73人の協力のもと、2013年3月からセルビア人男性とハンガリー人女性の偽装結婚を手配していました。偽装結婚することで、セルビア人男性はEU市民の配偶者としてドイツやオーストリアなどで滞在許可の申請が可能となり、ハンガリー人女性はこの偽装結婚および滞在許可申請への協力の代償として5万フォリント(約2万1千円)から2千ユーロ(約27万円)を、婚姻成立時と滞在許可受領時の2回に分けて受け取っていました。
ハンガリー警察の捜査の結果、セルビアで婚姻届を提出した夫婦のうち214組が偽装結婚の疑いがある(実質的な結婚の実態がない)とされています。また今回の捜査中に、ドイツおよびオーストリア当局から、偽装結婚による不法滞在者複数について、法的手続きを開始したとの情報も入っているようです。
なお、今回偽装結婚を行った「夫婦」は、結婚式(役所での婚姻台帳への署名)で初めて顔を合わせており、言葉の違いで意思の疎通もできなかったようです。
(情報・写真は police.hu より)
@nomuhideo @indexhu セルビアはまだEUに加盟していないため、EU圏内で働くためには労働ビザが必要になります。ただし、ハンガリー人と結婚すれば、労働許可は不要です。
— こちら、ハンガリー情報局 (@hungaryjoho) 2015, 10月 23
@nomuhideo なお、配偶者がEU国民でも、本人は居住する国での滞在許可が必要です。これは国ごとに発行されるもので、例えばハンガリー人と結婚しても、直ちにEUの他国に居住することはできないはずです。 今回の件は、ドイツなどでの滞在許可申請時に発覚し、摘発となった模様。
— こちら、ハンガリー情報局 (@hungaryjoho) 2015, 10月 23
まじゃるでした。