10月20日ハンガリーニュース
まじゃるです。
昨日のハンガリーニュースです。情報は index.hu から。
- ハンガリー政府は、9550億フォリント（約4280億円）をかけて、エネルギー関連企業の国有化を計画している模様。
- 保育所に通う3歳未満の子供の割合は16.8％で、EUが定めた「2010年に33％以上」の目標をまだ達成できていない。
- ハンガリー財政赤字は、計画の2.4％より少ない、GDP比2％程度になる見通し。
- ウクライナとの国境にあるザーホニ(Záhony)の国境検問所の警官全員が、収賄の疑いで身柄を拘束された。20～100ユーロをパスポートに挟んで提出した者に対し、積荷検査を適切に行わずに通過させていた模様。パスポート・コントローラーの下着の中から合計950ユーロの札束が出てきて、御用となった。7月には、同検問所税関でタバコ密輸幇助の疑いで、税関職員18人を含む21人が逮捕されている。
写真: Balázs Attila / MTI - サッカー欧州選手権プレーオフのホームでの試合は11月15日に行われるが、チケットの売れ行きは好調で、当日は満員になる見込み。
- 国境フェンス建設費用などが、国会で公表された。予算は100億フォリント、有刺鉄線の全長は1370キロメートル、線路からの侵入を防ぐ特別貨車に950万フォリント、フェンス支柱の杭を打ち込むための機器に2億フォリント、人件費に1億5300万フォリントなどとなっている。
2015年9月ルスケ(Röszke)での有刺鉄線設置の様子 写真: Huszti István
- シーヤールトー外務・貿易大臣が、アンカラでトルコのダウトオール首相と会談を行い、欧州移民危機の解決のキーとなるのはトルコであると発言した。また、トルコのEU加盟交渉およびビザ免除に関する交渉手続きを早めることを支持し、またトルコの難民対応、必要であれば難民キャンプ建設についてもEUが支援することを支持するとした。
10月20日アンカラで、ハンガリーのシーヤールトー外務・貿易大臣が、トルコとのダウトオール首相と会談 写真: MTI
以上、まじゃるでした。