11月17日ハンガリーニュース
まじゃるです。
昨日のハンガリーのニュースポータル index.hu の拾い読みです。
政治
ハンガリー、難民受け入れ分担の取り消しを求め、欧州司法裁判所に提訴へ
17日の国会で、ハンガリー政府が難民受け入れ分担取り消しを求め、欧州司法裁判所へ提訴を行う法案が、賛成多数で可決されました。野党の極右政党ヨッビクも賛成票を投じています。(index.hu)
ハンガリー外務・貿易相、EU指導者が態度を変えないことにショック
パレスチナ訪問中のシーヤールトー外務・貿易省は、パレスチナ外相との会談を終えた後、パリでテロが発生した後もEU指導者が移民危機の対応を変えないことに驚きとショックを隠しませんでした。「国境管理ができておらず、ノーチェックで不法入国ができる状態は、欧州の安全を脅かしている。このままの状態が続けば、数十万人規模の移民がチェック無しで流入し、欧州市民のリスクはさらに高まるだろう」としています。(index.hu)
来年予定されていた航空ショー、中止に
来年度予定されていた国際航空ショーを中止する旨、国防省が文書で発表しています。シミチコー国防相「今は、国を守ることが一番大切なことであり、全力でこれに集中することが必要」
また文書の中で、2016年のレッドブル・エアレースにて、国防省の所有機によるパフォーマンスを行うことも発表しています。(index.hu)
政府の都市近代化プログラム、首相がソンバトヘイで記者会見
ハンガリー地方の23都市の開発を支援する政府のプログラム。それぞれの都市をオルバーン首相が訪問し、合意書への署名、そして記者会見を行うのが恒例になっています。今回はソンバトヘイ (Szombathely)でした。
支援対象は、住居建設、洪水対策、道路整備、バスターミナル移転など。また、約200億フォリントに及ぶ市の借金を政府が肩代わりすることも記者会見でふれられました。(index.hu)
パリ同時多発テロ
EUが集団的自衛権、初の行使へ テロ受け仏が要請
『EU条約は「加盟国に対する武力攻撃」があった場合に、他の加盟国が集団的自衛権を行使して「可能な限りの援助と支援を実施しなければならない」と定めている。パリ同時テロを巡り、オランド仏大統領は「戦争行為」だと訴えていた。具体的な協力のあり方については未定』(日経新聞)
パリ同時多発テロの犯人の一人、ハンガリーを通過していた
フランス対ドイツの国際親善試合が開催されていたスタッド・ドゥ・フランスの自爆テロの犯人、10月3日にギリシャ、7日にセルビア、8日にクロアチアと、偽造パスポートで入国していたことが明らかに。クロアチアからハンガリー経由でオーストリアへ入国していた可能性が高いと考えられます。(index.hu)
(まじゃる補足:この時期クロアチア国境のフェンスは完成していませんでした)
【グラフ】西ヨーロッパ、テロによる死者数
Global Terrorism Databaseのデータを元にしたグラフ。70年代・80年代は、今よりも状況が悪く、毎年200~300人がテロの犠牲になっていたことがグラフから読み取れます。最近では、129人の犠牲者が出た今回のパリ同時多発テロを上回るのは、2004年のマドリードで起きたテロだけでした。(index.hu)
(まじゃるの補足)
2004年:マドリード列車爆破テロ事件 – Wikipedia
2011年:ノルウェー連続テロ事件 – Wikipedia
スポーツ
サッカー:ゲラ・ゾルターン、EURO2016終了後に引退か
サッカー代表、今シーズンでの引退を予定していたゲラ・ゾルターン (Gera Zoltán)。EURO2016本戦出場が決まったことを受け、来年8月まではプレーするとしています。(index.hu)
まじゃるでした。
[あとがき]
ツイッターアカウントが、何故か凍結されてしまいました。凍結の理由は不明です。問題のあるツイートはしていないはずなのですが。。。