ハンガリー国内ニュースピックアップ 8月20日
まじゃるです。
細かいニュースをまとめてみました。
アメリカの戦車、ハンガリーへ配備
M1エイブラムス戦車4両、M2ブラッドレー歩兵戦闘車8両を含む、50両の軍用車両が、ハンガリーに配備される見込みであることが、主要紙Magyar Nemzetより報道された。これはポーランドやブルガリアなどへのものと同様、ウクライナ危機に関するロシア対抗策の一貫。ハンガリーはこの計画を拒絶できないと考えられているが、ロシアとの2国間関係に影響をおよぼすため、オルバーン首相は慎重に取り扱う模様。(ソース:mno)
参考:米、東欧6カ国に戦車や重火器配備 部隊常駐は決定せず (ウォール・ストリート・ジャーナル日本語版)
オーストリアが、ハンガリー国境での鉄道運行を止める
19日朝から、ハンガリー・オーストリア間の鉄道がストップした。線路沿いで不法移民の集団が移動していたのをオーストリア警察が発見したため、オーストリア側が国境を越える便の運行を認めなかった模様。この影響で、ブダペストからウィーンへ向かう国際便は、国境駅Hegyeshalomまでの運転となり、またオーストリア側も、国境近くの駅Bruck an der Leithaから、代行バスでHegyeshalomへ乗客を輸送した模様。
その後、EN346号 Dacia Euronight、およびRailjet62号ミュンヘン行きの便より、順次運行が再開された。(ソース:index.hu)
アフガニスタン人難民の女性、ハンガリーで出産
すでにアフガニスタンで妊娠していたこの女性、危険は承知していたものの、他に選択肢が無く、夫と2歳の子供の3人で母国を出発、6000キロを旅してハンガリーにたどり着いた。西駅で産気づいたため、ボランティアが救急車を呼び、病院へ搬送され、女の子を出産した。母子ともに健康。その時の当番医がインド出身のドクターだったため、ペルシア語で会話出来た模様。
ただ、退院後は難民キャンプに戻らなければならず、さらに両親の身分証明書がないため、出生届を出すことができず、赤ん坊は無国籍者となってしまう模様。(両親が難民認定され、定住所が決まれば、子供はハンガリー人と見なされる(ハンガリー国籍法))
(ソース:RLT klub)
その他のニュース
・Raiffeisen銀行、ハンガリー国内支店の1/3を閉鎖へ
・ブダペスト・エステルゴム間の鉄道の改修完了し、20日から運転再開
・アレルギーの原因となるブタクサの花粉量が増加し、レベル1の警報が出される
以上、まじゃるでした。