1月4日ハンガリーニュース
まじゃるです。ハンガリーは、各地で雪が降るなど、本格的な冬になりました。
それでは昨日のニュースです。
国内
マジャールスズキ、昨年は国内販売が好調
スズキのハンガリー現地法人のマジャールスズキは、昨年のハンガリー国内での販売台数は7,500台で、これにより国内シェアを10％近くまで伸ばしたと発表しました。国内での販売は前年比58％増、シェアは前年比2.7％増とのこと。（index.hu）
ハンガリーがヨーロッパの旅行先として急成長
ハンガリー観光社(Magyar Turizmus Zrt.)が月曜日にハンガリー通信MTIに向けて行った発表によると、2015年１～９月までの外国人観光客数は、世界全体では4.4％増、ヨーロッパ全体は5.1％、中東欧だと6.6％の伸びでしたが、ハンガリーだけで見ると19.1％増となり、ヨーロッパ観光で成長度ナンバー1の国となった、としました。このデータは世界観光協会（UNWTO）のリポートをもとにしたもの。
ヨーロッパで見ると、2位はスロバキア（13.3％増）、3位はアイルランド（12.8％）となっています。その他の周辺国は、チェコが8.5％、オーストリアが6.4％、ポーランドが5％となっています。
また観光収入もドルベースで7％超の伸びとなっています。また泊りがけの観光客数は9か月で延べ1100万人となり、これらの人々がハンガリーで消費した金額は9560億フォリント（約3900億円）で、こちらも15.9％増となった模様です。
ハンガリー観光社によると、短期間で複数回の旅行が最近のトレンドであることが、ブダペスト観光などに有利に働いたとしています。またヨーロッパでヘルスツーリズムの需要が高まっていることもチャンスであるとしています。（index.hu）
外交
英首相が7日木曜日にブダペスト訪問
イギリスのデーヴィッド・キャメロン首相が、今週木曜日の1月7日に、オルバーン首相との会談などのため、ブダペストを訪問することが明らかになりました。
当日は、午後に国会議事堂にてオルバーン首相との会談が行われ、その後共同記者会見が開かれる予定です。その後、アーデル大統領との会談も予定されています。
なお、ブダペスト市内では、空港から国会議事堂、そしてブダ王宮への経路となる1区、5区、14区、15区で、前日夜から駐車規制、また当日は交通規制が敷かれます。通行止めも予定されていますのでご注意ください。（index.hu）
欧州移民危機
ハンガリー警官31人が、マケドニアに出発
ブダペストで月曜日、ギリシャ=マケドニア国境の警備支援のためにマケドニアに向かう警官31名の出発式が行われました。期間は1か月の予定です。
マケドニアは、ハンガリーと同様の国境フェンスを建設しており、ハンガリー警察は国内での警備の経験、および熱感知カメラなどによって、マケドニアへの不法入国を防ぐための支援を行っていく予定です。（index.hu）
ノルウェー、移民860人の送還についてハンガリーと調整
ノルウェーは、移民4～5千人の送還を予定していますが、うち860人（シリア人50人を含む）をハンガリーが送還先になるとしています。これらの人々はハンガリーで難民申請をしているため。
ノルウェーは、すでに昨年11月にハンガリーに対して、送還者の受け入れを求める正式な通知をおくっています。この回答は1月末に予定されています。なお在ノルウェーのハンガリー大使は、移民がEU圏に最初に入国したのはハンガリーではないことを理由に、受け入れを拒否するであろうとコメントしています。（index.hu）
まじゃるでした。