9月2日のハンガリー難民関連ニュースまとめ
まじゃるです。
前日の難民関連ニュースが、index.huでまとめられているので紹介します。*1 *2
- 朝、ブダペストのクーバーニャ・キシュペシュト駅 (Kőbánya-Kispest)にて、約100名の移民がデブレツェンの難民キャンプへ向かう列車へ乗り換えしようとしなかったため、警察が出動。強制的なことは行われていない。ドイツに行きたいというのが理由。
- 正午、ブダペスト東駅にて、移民たちが警察官に向けてミネラルウォータのペットボトルを投げたことにより、緊張が高まる。(動画0:20あたり)
- 午後、ブダペスト東駅では、小規模な取っ組み合いが発生。これらは警察が介入する前に収まっている。
- 夕方、ブダペスト東駅近くのトゥクリ通り(Thököly út)に移民が流れ込み、一時的に交通がストップ。移民の群衆は、警察によって東駅正面口へと誘導される。
- 移民が東駅に押し寄せてから3日経過。ようやく警察は「難民キャンプに戻り、また難民申請をしないと、ドイツに行くことはできない」と、アラブ語通訳を通じて、移民たちに説明を行った。(動画0:20~)
- 東駅6番ホームに、デブレツェン難民キャンプ行きの専用列車が用意され、移民を列車に乗せるため、大量の警察官が待機していたが、作戦は実行されなかった。
- ドイツ大使館のウェブサイトが移民向けのメッセージを掲載。(ドイツの発表は、)直ちに移民の移動を促すものではなく、その逆を意味している、という内容。
- ドイツのフランクフルト新聞(Frankfurter Allgemeine Zeitung)が、ハンガリーのオルバーン首相のメッセージを掲載。「ヨーロッパを守るためにフェンスを設置した。キリスト教ヨーロッパの心配をしている」という内容。
- 元首相のジュルチャーニ氏が、自宅に移民を招いている様子を公表。数日前からこのように移民の支援を行っており、初日には10人のシリア人が来たらしい。(写真はこちらやこちら、ハンガリー民主連合(DK)広報担当Gréczy Zsolt氏のFacebook投稿)
- ハンガリー・セルビア国境では、極右政党ヨッビクがデモも行う。ヴォナ党首は、国境は完全に封鎖すべきであるとコメント。
以上、まじゃるでした。
*2 http://index.hu/belfold/2015/08/31/menekultek_bevandorlok_krizis_percrol_percre/
(随時更新)