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1月6日ハンガリーニュース

      2016/01/08

まじゃるです。


 

スポーツ

ホッスー・カティンカ、記者会見で1200万フォリントの契約書を破り捨てる


競泳で驚異的な活躍を続けるホッスー・カティンカですが、昨年末の記者会見に続き、1月6日にも記者会見を行い、ハンガリー水泳協会が選手たちに十分なサポートを行っていないことを非難しました。

今回の記者会見で冒頭に取り上げられたのは、水泳協会が作成した、ホッスーのトレーニング支援として1200万フォリント(約500万円)を支払う代わりに、2017年にハンガリーで開催される水泳世界選手権のプロモーションに参加することを定める契約書でした。ホッスーは、選手支援の条件として大会宣伝の義務を含めるのは筋違いであるとして、この契約書にはサインをしないことを宣言した後、報道陣の目の前でこの契約書を破るというパフォーマンスを見せています。

ホッスーが不満としているのは、水泳協会が本来の役割を果たしていないこと、すなわち選手の強化などのハンガリー水泳界のレベルアップに力を入れていないことです。(index.hu

hvg.hu作成のまとめ動画(契約書を破るシーンは0:57から)


(まじゃるコメント)たぶん、ハンガリー水泳界は時代遅れなんでしょうね。ホッスー・カティンカのコーチ(かつ旦那)はアメリカ人ですから、泳ぎのフォームの分析などの分野ではアメリカなどの先進国と天地の差があることを知っていて、このままではハンガリー競泳は進歩しないという考えを持っているのだと思います。

 

外交

オルバーン首相、ポーランド与党幹部との会談のため私的訪問

オルバーン首相は、イギリスのキャメロン首相との会談を翌日に控える水曜日、ポーランドを私的訪問し、ポーランド与党幹部との会談を行いました。ヴィシェグラード4カ国間の関係を強化し、EUでの発言力を高めることが狙いと見られています。(index.hu

 

ブダペスト

地下鉄4号線、無人運転許可が下りる

Fotó: Balogh Zoltán / MTI
ブダペストの地下鉄4号線は、昨年12月30日に無人運転のテストを終了し、このたび最終的な使用許可が当局から行されたと、ブダペスト市長事務局から発表されています。

地下鉄4号線には15量の無人運転車両が投入されています。昨年秋までは、トラブル対応のため運転手が同乗していましたが、秋以降は無人運転でのテスト期間となっていました。今回許可が発行されたことにより、近日中に車両に設置されている運転席が撤去される予定です。

参考動画:ニュルンベルクの無人運転車両

index.hu


 

まじゃるでした。

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