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国境フェンスは無駄なのか?

   

まじゃるです。

AP通信が、こんな動画をYoutubeにアップしています。

国境フェンス沿いを歩く、難民と思われる人たち。フェンスのところどころに設置されている通用扉の前までたどり着きます。そこで、フェンス設営している軍人とのやりとりがあり、パトカーも到着。最終的には、軍人と警察官の立ち会いのもと扉が開けられ、彼らはフェンス内に招き入れられた後、そのまま警察に引き渡された模様。


index.huは、この動画を引用して、「5秒でわかる国境フェンスの意味の無さ」という記事を出しています。

その論旨は、
「鉄条網のフェンスができても、違法入国者の数は減るどころか、逆に増えている。」
「前々から、このフェンスは簡単に突破できるとわかっていた。」
「そもそも、このフェンスは国境より数メートル内側に設置されている。それはすなわち、フェンスの向こう側にいても、既にハンガリーに入国しているということだ。」
「つまり、このフェンスでは、セルビア側からの不法入国を防止することはできない。このフェンスは全く意味を持たないのだ。」

「だから警察も、移民たちを追い返すのではなく、通用扉を開けて彼らを通し、その後、移民収容場所へ連れて行ったのだろう。」


 

たぶん、上の内容が、普通のハンガリー人の見方だと思います。

でも、私は、ここしばらくの移民・難民に関する報道を見て、ちょっと別の見方をすることにしました。それを次の記事で書きたいと思います。

 

まじゃるでした。続きます。

 

 

 

 

 

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